【推しの子】カミキヒカルの正体・転生者について考察！詳細プロフィール・経歴・エピソードなど

ヤングジャンプで連載中の大人気作品「推しの子」。

今回は、物語の中心人物の１人である「カミキヒカル」について、その経歴やエピソード、名セリフなどを紹介します。

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【推しの子】カミキヒカルのプロフィール

名前	カミキヒカル
身長	178cm
年齢	31歳
所属	神木プロダクション

カミキヒカルは、元劇団ララライの所属役者で現神木プロダクション代表取締役です。星野アクアや星野ルビーの父親だと言われています。また、星野アクアにそっくりな見た目と両目に輝く黒い星が特徴的です。

劇団ララライに所属していた時期は、演技派の天才役者だといわれていました。

25歳で「神木プロダクション」を設立し代表取締役として活動を始めます。

劇団ララライとはOBとしてお花を贈るなど、辞めた後も関係は良好なようです。表向きは、悩みを抱えている芸能人の相談に乗るなど好青年ですが、裏の顔は星野アイを殺した真犯人ではないかと言われています。

【推しの子】カミキヒカルの経歴

カミキヒカルの経歴を紹介します。

劇団ララライに所属

カミキヒカルは、10歳から16歳までの間劇団ララライに所属しました。劇団ララライ代表の金田一敏郎（きんだいち としろう）は「当時はうちでも屈指の演技派だった」と語り、嘘を真実だと思わせる力がある人を騙す眼を持っていたとカミキを高く評価しています。

また、96話でカミキヒカルの演技を見た黒川あかねは星野アイの演技によく似ているという印象を受けています。

星野アイとの出会い

カミキヒカルは、星野アイが妊娠する前に参加した劇団ララライのワークショップで出会います。敏腕プロデューサーである鏑木勝也(すずき かつや)は、初期のアイを芋くさい田舎娘だったといい、何かの一助になればと劇団ララライのワークショップを紹介しました。

ワークショップに通うようになり、身なりに気を使い良い食事の場所を聞くなど明らかに変わったアイを見て、鏑木は相手は把握していないもののアイが恋をしたことを察します。ここでアイが恋に落ちた相手がカミキヒカルであり、黒川あかねはアイとカミキの演技が似ていることからアイがカミキに演技指導を受けたと推測しました。

アイが妊娠した当時カミキは15歳の中学生で、アクアと異母兄弟であることがわかっている姫川 大輝(ひめかわ だいき)の母親とは11歳で関係を持ち妊娠させたことになります。

星野アイを殺害

星野アクアの前世である雨宮 吾郎(あまみや ごろう)と星野アイを殺した犯人は同一犯であり、真犯人の有力候補はカミキヒカルです。実行者は当時大学生だったリョースケですが、普通の大学生がアイが入院している病院や自宅を探し出せるはずがありません。アクアは関係者の中から父親が黒幕だと推測します。

【推しの子】11巻の人物紹介で、カミキヒカルがアクアやルビーの父親であることが事実になったため、アイやゴローを殺した真犯人もカミキヒカルである可能性が高いです。

25歳で会社設立

カミキヒカルは16歳で劇団ララライを辞め、25歳で「神木プロダクション」という芸能事務所を設立。現在は代表取締役として活動しています。

また、女優としての仕事に悩みを抱える片寄 ゆら(かたよせ ゆら)の相談に乗り「ミキさん」と呼ばれています。表向きは笑顔がさわやかな好青年ですが、第109話では事故に見せかけて片寄ゆらを殺害しました。

【推しの子】カミキヒカルの目的を考察

星野アイを殺した真犯人候補の筆頭であるカミキヒカル。複数の人を殺害していると思われるカミキヒカルの目的について考察します。

転生者説

カミキヒカルは星野アクアやルビーと同様、転生者ではないかといわれています。

カミキは、姫川大輝の母親を11歳、星野アイを15歳で妊娠させました。また、星野アイを殺害した際には大学生リョースケに情報を流して犯行に及ぶよう教唆しました。

さらには、姫川の両親の心中にも関係しているのではといわれています。

いくら天才役者であっても、当時小中学生の子どもがこのような犯行を実行できるだろうかという点からカミキは何かしらの復讐のために転生してきたのではないかと推測されています。

快楽主義者のサイコパス

カミキヒカルは、価値のある他人の命を奪うことで自分の価値を感じる異常者です。第109話で女優の片寄ゆらを事故に見せかけて殺害したときには、笑みを浮かべ殺しを楽しんでいる姿も見受けられました。またゆらが殺された理由については、直前でカミキと話をしていたゆらの瞳に星が表れたからだといわれています。

瞳に宿る星には様々な考察がされていますが、才能の大きさやスターの証であるという見方が多いです。事実、アイドルとして天性の才能があった星野アイの瞳や、天才役者といわれる黒川あかねの瞳にも星が宿ります。

カミキヒカルは、瞳に星が宿る価値のある人間の命を奪うことで快楽を感じるサイコパスである可能性が高いです。

【推しの子】カミキヒカルが星野アイを殺した真犯人であるという根拠エピソード

カミキヒカルが星野アイを殺した真犯人である根拠となるエピソードを紹介します。

カミキヒカルが星野アクアや星野ルビーの父親である

星野アクアは、第10話でアイを殺した黒幕がいると気づいた際アイの交友関係の狭さなどから父親が黒幕であると推測します。また、第8話でアイは双子の父親に一度会ってみないかと電話をしており、その際引っ越したばかりの住所も教えています。

犯行はこの直後であったことも、父親が犯人である根拠になっています。アクアは、DNA鑑定の結果から姫川大輝と異母兄弟であることがわかり姫川の父・上原 清十郎(うえはら せいじゅうろう)が自分の父であると思い込みました。しかし、上原はすでに亡くなっており時系列的にアイの殺害と関係ないことが判明します。

その後カミキヒカルがアクアやルビーの父親であることは、黒川あかねの鋭い洞察力とプロファイリング力によって判明します。

あかねは、アイの演技スタイルとカミキの演技が非常に似ている点や、過去に劇団ララライに所属していた点、犯人がアイを指したときの手元にあった白いバラとあかねが新人俳優賞を受賞した時に送られたバラが同じであった点、なによりもアクアとカミキの顔がそっくりであることから、カミキヒカルがアクアやルビーの父親であることを確信しました。

カミキヒカルが才能ある人間を殺すことに喜びを感じる異常者である

カミキヒカルは、第109話にて初めてはっきりとした姿が判明しました。悩みを抱える女優片寄ゆらの愚痴や相談にのる姿は、さわやかに笑う好青年です。

しかし、山登りにはまっているゆらを事故に見せかけて殺害し「価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に重みを感じる」と発言しています。この発言からもカミキが才能ある人間の命を奪うことに生きがいを感じていることがわかりますよね。アイドルとして才能があったアイの命を同じように奪っていてもおかしくありません。

【推しの子】カミキヒカルの・名言・名シーン

カミキヒカルの名言・名シーンを紹介します。

星野ルビー 美人に育ったね流石君と僕の子だ

第72話にて、アイの墓参りにきたカミキヒカルが墓前でいったセリフです。そのセリフの直前、星野ルビーもアイの墓参りにきておりカミキとすれ違っています。

カミキはルビーを一目見ただけで、自分とアイの子どもであることを確信しました。作品中に初めてアクアとルビーの父親が登場したシーンです。

価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に 重みを感じる

第109話にて、死にかけている片寄ゆらにカミキヒカルがいったセリフです。「ああ 僕のせいだ 僕のせいでこんなにも才能に溢れ 誰からも愛され価値のある女優が 僕のせいで命を失うああ 価値ある君の命を奪ってしまった僕の命に 重みを感じる」と笑みを浮かべながら語る姿は、正に異常者で殺人を楽しんでいる姿が描かれています。また、カミキの顔がついに登場した瞬間でもあります。

【推しの子】カミキヒカルの主要登場人物との関係

カミキヒカルと、推しの子の主要登場人物たちとの関係を紹介します。

星野アイ

星野 アイ(ほしの あい)は、伝説のアイドルB小町のセンターです。圧倒的な容姿と両目に輝く星が特徴的で、アクアやルビーを世間に公表しないまま活動を続けました。カミキヒカルとは16歳の頃に劇団ララライのワークショップで出会い、恋に落ちます。

恋をしたアイは、鏑木が気づくほどわかりやすく服装や食事の場所が変化しました。アイが双子を出産した時には別れているようですが、第8話でアイが双子に会ってみないかと電話をかけるなど関係は悪くなかったようです。アイはB小町初のドーム公演当日に、自宅に訪れたストーカーによって殺されてしまいます。このとき、犯行に及んだのは大学生のリョースケですがカミキヒカルこそがリョースケに殺人を教唆した黒幕であると推測されています。

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星野アクア

星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)通称アクアは、アイの双子の1人です。右目にはアイと同じく星が輝いています。アクアは前世の記憶持ちで、アイが出産する際に受診した病院の担当医ゴローの生まれ変わりです。アイの出産の直前にアイのストーカーによって殺されてしまいました。

このとき、現場にはアイを殺したリョースケと中学生くらいの男の子がいたことがわかっており、この中学生がアイを妊娠させたカミキヒカルであると推測されます。

星野アクアは、アイを殺した黒幕が父親であると推測し芸能界にいると思われる父親を探すため幼少期から奮闘しました。DNA鑑定結果から、姫川大輝の父親である上原清十郎がアクアとルビーの父親であると思い込みますが、すでに亡くなっている上原とアイが殺害された時期の時系列がおかしいことがわかります。黒川あかねのおかげで、カミキヒカルが本当の父親であることがわかったアクアは、五反田監督とともに制作した「15年の嘘」という映画で復讐を考えています。

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星野ルビー

星野 留美衣(ほしの るびい)通称ルビーは、アクアと同じくアイの双子の1人です。ルビーにも、左目にアイと同じ星が輝いています。ルビーも前世の記憶持ちですが、ゴローの病院に入院していた天童寺さりなの生まれ変わりです。ルビーは初め、アイの復讐などに捕われることなく明るくまっすぐにアイドルを目指していました。

しかし、新生B小町のMV撮影でゴローの死体を見つけた際、謎の少女によってゴローとアイを殺した犯人は同一犯であり、黒幕がいることを告げられます。最愛の2人を殺した真犯人に復讐することを決意したルビー。アクアの今までの行動から、真犯人が芸能界にいることに気づき、アイドルとして成り上がろうとします。また、カミキヒカルはアイの墓前ですれ違ったルビーを見て「星野ルビー 美人に育ったね流石君と僕の子だ」と発言しています。

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